前回の記事で書いたとおり、第26回認知科学会大会が9月10〜12日にSFCで開催されました。
自分のキャンパスで行われる学会に参加する、という経験はたぶんなかなかないですね。
自分が所属する研究会の先生が委員長をする、という機会はもっと少ないと思います。
学会の中で、特に研究の参考になったのはポスターセッションでした。
演劇、学び、などの自分の研究テーマに関する研究をポスター発表している方が多かったように思います。
発表者と気軽に会話ができる、という点でポスターセッションは好きです。
特に印象が強かったのは、3日目の稲見昌彦教授の講演です。
現在、稲見教授は慶応のメディアデザイン研究科に在籍されています。
慶応の塾員(OB)向けの「慶應SPIRIT」という冊子でも紹介されていました。
(僕は学部をもう卒業しているので、OBでもあるわけです。)
講演の通じて、動画でいくつかの研究作品を見ました。
とにかく不思議なものばかりでした。
実物を目の前で見たら、もっと不思議な感じがするんでしょうか。
光学迷彩など、是非とも直接に見てみたいです。
稲見教授の講演を認知科学会でやる、というのが面白いですね。
聞いていた先生方も、興味を持ってたくさん質問されていました。
こんな具合に、知的刺激をいっぱい受けた認知科学会大会でした。