くっすのWeb文章

男性における精神的な成熟、マスキュリニティなど

研究会とナナメの関係

今週の火曜日、TAをやっている学部の研究会で期末発表が始まった。



この火曜日の学部研究会では、発表に対するコメントに評価を
書いてもらうなど、アシスタント側としては努力をしているつもりです。



研究会では、もちろん先生が学部生の指導をしています。



しかし、それに加えて大学院生も学部生を指導した方がもっと良い。



僕は、そう考えてTAの仕事にも力を入れるようにしています。



こう考えるきっかけの1つは、NPOカタリバ(http://www.katariba.net/)の「ナナメの関係」



ココでの「高校生」と「大学生」は、「大学生」と「大学院生」に置き換えられると思います。



大学生に対して、大学院生は
同年代(ヨコの関係)よりも経験が深い
先生(タテの関係)よりも感じ方が近い
という存在です。



だから研究会では、先生だけでなく大学院生も積極的に学部生の指導に当たるべきである。



僕はそういうふうに考えます。



ただ、大学院生にしてみれば「学部生の指導」に時間をかけるほど、「自分の研究」に割く時間が減ります。そういう点でタイムマネジメントがすごく難しいですね。



しかし、大学の先生方は「教育」と「研究」(さらには大学・学会のその他の業務)のバランスを取ることをいつもしているはずです。だから、「研究をしているから学部生の指導をする時間がない」とは言わずに、できる限り先輩として面倒を見るべきだと思います。